5.売上高向上計画
図3を参照してください。
①計画の考え方
売上高目標を達成するように売上高の式を設計します。
売上高=入店客数×買上率×1人当り買上点数×買上商品平均単価
が例えば以下のような現状だとします。
20人×50%×4点×5,000円=200,000円
これに対して売上高40%増の目標を立てたとします。
第1案として[各項目10%増]を考えると、
22人×55%×4.4点×5,500円=292,820円
となり、売上高は約46%増になります。
各項目10%増だと可能な気もしますが、コンセプトに対応しているか、また実行作業で費用が分散しないか、チェックが必要です。
第2案として[入店客数のみ40%増]を考えてみました。
28人×50%×4点×5,000円=280,000円
入店客数の向上にだけ費用を集中出来て良い面もあります。コンセプトから考えてどうでしょうか。また入店客数を増やすために他の項目が低下する危険性がありそうなら、それを支える追加策も必要になります。
②式のどこにウェイトをおくか
上記以外にも、様々なウェイトの置き方が考えられます。ショップのコンセプトから考えて、どれに(あるいは複数に)ウェイトを置くべきか考える必要があります。
図3の表をつくる習慣をつけたいものです。実行する対応策はコンセプトの関わりから評価します。
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